40代になると健康の大切さがわかってきますよね。
そう思っていても健康診断、特にがん検診を数年していませんでした。
乳がんは40代後半から50代が発症のピークだそうです。
気にはなっていましたが、特に自覚症状もなく、仕事で休日はぐったりしてしまって行く気になれず。
仕事を退職し、この時間に余裕がある時に乳がん検診に行ってみました。
乳がん検診を市の検診で申し込まなっかたワケ
検査から遠ざかっていたもう一つの理由がありまして、
私の体型がやせ型だからでしょうか、それとも出産してないからでしょうか、
前回の検査の後、医師からこんなアドバイスをもらいました。
「せっかく痛い思いをして検査しても、あなたの胸は画像が真っ白に写ってしまうのよね。次回はエコーをしましょう」と。
ガーン! 意味なかったの⁉
ショックでした!
私の住んでいる市の乳がん検診は、40才以上だとマンモグラフィーのみになります。
市の検診はマンモグラフィーと決まっている→でも画像が真っ白
市の検診の料金1,000円くらい→個人でエコー検査をすると5,000円くらい
もうエコーを自費でするしかないのですが、市の助成が受けられないのもなぁと変に意固地になって検査をためらっていました。
自分の体の事なのに、
こんな発想おかしいですよね…
それから5年以上は空いてしまったので、さすがに検査を受ける気になり、マンモグラフィーとエコーの両方を受けることにしました。
マンモグラフィーだけ市の検診で受けても良かったのですが、両方を総合して診てもらった方がより良いのではと思い同じところで検査することにしました。
マンモグラフィーとエコー検査はどこで受ける?
インターネットで行きやすい所、料金などチェックしました。
やはり自費診療なので、料金には違いがあります。
上記の条件以外にも、ネット予約できるところにしました。
今はどこでもネット予約ができるようですが、よく読むと後日確認の電話が入る所も。
あと気がついたのですが、同じクリニック(検査センター)でも、他のクリニックとの総合予約サイトから申し込むのと、そのクリニック独自のサイトから予約する場合と後日電話の有無が変わってくるようです。
私は後日電話があるのはひと手間ある気がして、ネット予約のみで完結するところにしました。
マンモグラフィーとエコー検査の問診票が届いたら
当日、そのまま来院すればいいかと思っていましたが、自宅に郵便で問診票が送られてきました。
けっこう細かい内容で事前に記入しておいた方が良さそうです。
また、検査についての説明の書類も入っていましたが、今回の乳がん検診に不要な部分もあり、自分に関係があるか見ておかなければいけません。
それ以外にも、オプションでできる検査の一覧も入っていて、当日でも追加できる検査がいろいろありました。
マンモグラフィーとエコー検査の検査当日
今回初めて行きました。
ホテルのフロントのような受付。
無料Wi-Fiも使えると表示が。
検診のみで病院ではないからスマホも使っていいんですね。
受付を済ませ待合室にいると、予約制なのですぐに呼ばれます。
ロッカールームで検査着に着替えました。
服が汚れるといけないので、上下着替えた方が良いとのこと。
さっそく検診スタート
まず看護師さんから血圧測定と問診票に書かれていることについて再度確認をされます。
豊胸手術や妊娠していないかここはしっかり確認されました。
そして、医師の問診。
ここでは触診はしないとのこと。自覚症状はあるか、何か質問はあるかなど簡単な問診でした。
先生がおっしゃるには、検診でも必ず医師の問診が必要なのだそう。
簡単な問診で申し訳ないといった印象でした。
これ必要なの?と受診者から言われるのでしょうか。
マンモグラフィー
入室するとまた豊胸手術と妊娠していないかの確認。
問診票を含めると3回確認されました。
左右の乳房を横からプレートの様なもので挟み撮影。
つづいて上下から同じように挟んで2方向づつ計4回撮ります。
やったことのある方はお分かりの事だと思いますが
激痛です!
調べたところ、生理の終わった直後だと痛くないらしく、今回は生理後に合わせて予約しましたが、あまり痛みは変わりなかったです。
そしてこの時、一回目の撮影後「エラーが出たので、もう一度やりますね」と言われ一回多く撮る事になりました。
仕方がないですね。健康の為に我慢です。
エコー
別室に行き、上半身裸になって検査します。
寝た状態で技師さんが超音波で画像を見ながら検査するので、マンモグラフィーに比ベて楽でした。
左胸から検査をして、こちらは早く終わったのですが、右胸の方は何度も同じ辺りを入念に調べているようだったので心配になりました。
恐る恐る技師さんに「異常がありましたか?」と尋ねましたが「画像を見て、医師の診断を待たないとまだわからない」とのこと。
ここで一番気になっている事を聞いてみた
前回のマンモグラフィーで白く写ってしまうので、次回はエコーにしましょうと言われたことを伝え、マンモは意味はないのかと聞いてみました。
確かに、白い画像になってしまうけど、マンモでないと癌が見つけられないこともあるので、年齢的にもマンモグラフィーとエコーの両方が望ましいそうです。
ただ、マンモグラフィーは痛いので、エコーを毎年、2年に一回マンモグラフィーをしてはどうかと言われました。
お風呂でセルフチェックもしてくださいとアドバイスされました
マンモグラフィーとエコー検査が終了して
最初から最後まで、受付、医師、技師さん、すべて女性のスタッフでした。
男性スタッフだと恥ずかしいですよね。
こういったところも受診するポイントになります。
ロッカーで着替えたあと、待たずに会計をしてもらえました。
最初の受付から会計まで約45分くらいでした。
ロッカーでの着替えがもっと早かったら5~10分くらいは短縮できたかも。
結果は3週間から4週間ほどで自宅に郵送されるそうです。
結果がわかるまで数週間、時間がかかるなという印象です。
次回は検査を申し込む時に、結果までの日数を確認しておかねばと思いました。
これで、ずっと気になりつつ受けていなかった検査が終わりました。
あっという間に検査を終えられた今「もっと早く行けばよかったなぁ」とつくづく思います。
検査結果が自宅に届きました
3週間を待たずに結果がきました。
癌はなかったのでホッとしましたが、「線維腺腫」なるものがあるそうです。
やはり右胸のエコーでしっかり見ていただいた辺りでした。
ただ、病院に受診しなくても良く通常の生活で良いとのこと。
いつからあったんだろう?
ずっと検査をしていなかったので、いつからあったのか分かりません。
再検査を勧められるほどではなかったのですが、やはり気持ちの良いものではありませんね…。
年に一度の検査の大切さを、しみじみ感じました。
検査をする先延ばしにして病気が進行するより、早期発見早期治療を心がけたいものです。