『仕事探し』
みなさんはどうやって仕事を探していますか?
ハローワークには氷河期世代世代をサポートする窓口があるのご存知でしょうか?
私はちょうど氷河期世代なので行ってみました。
氷河期世代っていつ?
実は自分は氷河期世代だと思っていませんでした。
私より下の年代だと思っていました。
と言うのは、短大生の頃から病院の医療事務をやりたくて学生の時は就職活動をしておらず、
短大卒業後に医療事務の学校に通い、あっさり勤め先が決まりました。
会社訪問や何社も応募して採用されなかったという経験がなかったのです。
友人や他の学生たちもそれほど就職の大変さや危機感は感じられませんでした。
調べてみると1993年から2005年頃に学校を卒業した方が氷河期世代だそうです。
私はちょうど始まった頃に卒業しました。
氷河期の始まりで危機感薄かったかも。
支援コーナー
私が支援コーナーを知ったのは失業手当を受給中にハローワークのチラシや掲示板を見たことがきっかけでした。
チラシをじっくり見てみると対象の方について
・対象年齢 35才~54才の方
私、該当してる。
・非正規雇用の就業経験が多い方
・就業経験がない方
該当しない。
ずっと正社員で働いていました。
・安定した雇用を希望する方
うん!
これは当てはまる!
いくつかの条件はあるものの対象年齢の人で就職意欲があれば誰でも相談できるそうなので軽い気持ちで行ってみました。
慣れない場所に行くのって億劫ですよね。
できるだけ気楽な気持ちで行ってみました。
担当者制で二人三脚
氷河期支援の専用のコーナーがありますが、まずは総合受付に行きました。
ここで「『雇用保険受給資格者証』をお持ちですか?」と聞かれました。
職安で求職活動や失業給付の時に提出するIDカードのような用紙です。
私は持って行くのを忘れていました。
無くても大丈夫でしたが、過去の職歴が分かるので必須でした。
窓口で呼ばれ、まず私の過去の仕事について聞かれるところですが、
過去の履歴があるので詳しい説明抜きで済みました。
そして早速説明を聞きました。
この支援窓口では、『通常の窓口と違い一人の職員が担当者になってサポートしてもらえる』とのこと。
私は氷河期世代向けに一般とは別の求人が用意されていると思っていましたが、
求人は一般の方と同じだそうです。
この窓口では担当者の方からの助言を頂いたり(時には厳しい事も言われ)二人三脚で仕事を見つけるイメージ。
自分が応募したい求人に今どれだけ応募者がいるか、応募者の年齢層やその会社の過去の採用状況など、
ハローワークのデータで教えてもらい採用の可能性はあるかなどアドバイスしてもらいます。
今回私に担当者がつきませんでしたが、希望するなら事前に電話予約した方が良いと言われました。
一時間刻みで時間を設けてあるのでじっくり相談ができるとのこと。
求人の探し方のコツ
今までとは違う仕事に就きたいと考えていました。
できたら今までの医療事務でなく一般事務で働きたい。
でも私は企業に馴染みがなくどこに申し込んだらいいか分かりませんでした。
膨大な求人があるなか、どこに応募したらいいの?
それを伝えると、こんな探し方が良いよとアドバイスされました。
・最初はとにかく自分の希望条件を入力する。
最初は条件厳しめに設定しても良い。
・検索結果が70件くらいになるのがベスト。
何百件だと候補が多すぎるのだそう。
・そこで良いなと思った所にドンドン応募してみましょう。
※人によっては何百の求人を見ながら何時間もかけて応募する会社を探す方もいるけど
ある程度候補が決まったら応募して行動に移す方が良い。
40代と50代の差はあるか?
私はもうすぐ40代が終わります。(今は50代になりました。この記事を書いた当時は40代)
《20代、30代が活躍中!》といった求人をよく見かけます。
50歳になるとさらに就職が難しくなるか?と聞いてみました。
回答は「もはやあまり変わらないよ。今の年齢を気にせずどんどん応募しましょう。」と。
40代50代では雲泥の差かなと思っていたので意外でした。
50手前の焦りがありましたが、常に求人に接している方に言われて少し気持ちが楽になりました。
相談できる人がいるだけで気持ちも前向きになります。
この他にも、ハローワーク以外の求人についても相談して下さいと言っていただきました。
活用できる?
今回支援コーナーに行って収穫はあったかと聞かれると、答えは「う~ん、人にもよる」です。
氷河期向けの求人があれば活用できそうですが、一般の転職活動と変わりがないかなという印象でした。
ただ二人三脚で就職までたどり着きたい方はこの支援を受ける価値はあります。
相談以外にも以下のような支援があります。
今回お話を聞いて良かったことは、就活に前向きになれたことです。
一人で求人を探していると考えが煮詰まってきてネガティブになってしまいます。
もうどこにも雇ってもらえないかもなんて思えてきます。
そんななか、日々求職者と接している人に相談できるのはとっても心強いです。
もし悩んでいる方がいればお話だけでも聞いてみる価値はあります。